TVCMでも話題のスタディサプリを無料で利用してみませんか?

大学受験の勉強で過去問を解くことが重要な理由とは?

大学受験

大学受験には、高校受験や中学受験と違い、「自分の力で全て決める」という特徴があります。

自分で勉強する内容を決め、問題集を決め、スケジュールを立て、模試の反省をしてまたスケジュールを変更し、受験当日にきちんと学力が付いている様に調整していく事が、大学受験対策というものです。

勉強内容や勉強する科目の順番などは受験生によってそれぞれですが、どんな受験生でも誰しもが必ずこなすであろう問題集が、「赤本」、つまり過去問です。



今回は、なぜ過去問を解くことが重要であるか、そして、どんなことに気を付けて過去問を解けばいいのか過去問を解き始めるのはどんな時期が良いかという事を解説したいと思います。

過去問を解く理由と解き始める時期

まずは敵を知る。

どんな試合や勝負であっても、敵の事を知らずに挑戦すれば、負けの確率が高くなってしまうのは当然です。

余談ですが、かの日本一の剣豪と呼ばれる宮本武蔵も、相手の事を調べつくした上で決闘に挑んでいたそうです。

つまり、受験においてもまずは志望大学がどんな問題を出しているか、どんな問題形式なのか、どんな難易度なのかを知らなければならないという事です。

これがわかっていなければがむしゃらに勉強することになってしまいます。

多くの受験生が受験直前になってから、つまりセンター試験(2021年から大学入学共通テスト)が終わってから赤本を解き始めるのですが、そうではなくむしろ、受験勉強を始めた段階でまずは一度志望大学の赤本を見てみるべきです。

これは実は、ほとんどの受験生がやっていないのですが、その大きな理由として「自信を失ってしまいそうで怖い」というのがあります。

しかし、いきなり志望大学の入試問題を見て、解けないのは当然です。自信を失う必要は無いのです。

まずはそこを乗り越えることで、長い受験勉強において大きなメリットとなるはずです。

東進ハイスクール 長岡先生
東進ハイスクール、長岡先生

解答形式やルールを知る。

過去問をこなすことが大学受験において重要である次の理由は、「解答形式を知る」という事です。

受験生は受験本番のために、あらゆる問題集をこなしていくわけですが、全てのも問題にはそれぞれ「解答形式」というものがあります。

例えば、当たり前ですが、「記号を選びなさい」と「説明しなさい」は全く違った回答になります。

こういった分かりやすい例だけでなく、同じように数学の問題で「答えなさい」と書いてあったとしても、受験している大学が違えば、書かなければならない解答は違ってきてしまうのです。

例えば、京都大学の数学では、解答が全て完璧に論理的になっていなければ正解となりません。

答えまでの道筋、なぜそういう答えになったかを完璧に示さなければならないのです。

京大数学 解答
京大数学 解答

この画像の様に、「こういう時は表が絶対に必要」ですとか、「グラフは絶対に書かなければならない」といったように、暗黙のルールが存在するのです。

こういった暗黙のルールは、赤本を見る事でしか学ぶことはできません。

どうせ多くの問題集を解くなら、初めに赤本を見て、どういう解答が求められるのかといった事を知っておいてから解いて練習した方が得なはずです。

大学が求めている学生。

大学の入試問題というのは、受験生を成績によって選抜するだけでなく、「大学の求める人物像に適した受験生」を選抜するという役割も持っています。

例えば、京都大学は「自由な学風」を謳っており、一般的に少し変わった性格の学生が多いと言われていますが、これはたまたま集まっているのではなく、入試によって選抜した結果なのです。

京大の入試は、自由な発想が無ければ解けないように設計されているのです。

京都大学 卒業式

(参考)東京大学と京都大学の求める人物像の違い

「志望大学がどのような学生を求めているか」という事を知っておくことは非常に重要です。

例えば先程の例で京都大学が志望校なら、普段から「自由な発想をしよう」と思って受験生活を送るのと、全く知らずに受験生活を送るのとでは、合格率は大きく変わってきてしまうのです。

受験では、「自分はその大学で活躍できます」「自分はあなたの欲しがっている学生です」と強くアピールすることが非常に重要です。

ぜひ、志望校のHPは必ず確認して、大学がどのような学生を求めているか知っておくと共に、過去問を解くことによって、「これを解ける学生が欲しい」という大学の思いをくみ取っておくことをおすすめします。

入試問題は大学からのメッセージ

ここまでお読みいただいた方はお分かりだとは思いますが、大学の入試問題というのは、「大学からのメッセージ」が詰まったものです。

きちんと勉強して対策することももちろん重要ですが、まずは、その大学からのメッセージを受け取り、読み取ることが重要です。

是非まずは、志望校の赤本を図書館で手に取ってみて下さい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました