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中国が産んだ大天才 ジャック・マーの生い立ちと幼少期

天才の生い立ちと幼少期

ジャック・マー

ジャック・マー(Jack Ma)[1964.9.10]は中国の起業家。

中国最大のIT企業、Alibabaグループの創業者であり現会長。ソフトバンクグループの取締役。

Jack Ma



中国を代表する起業家であり、中国の起業家で初めて米フォーブスに名前が掲載された人物、総資産は約388億ドルとされています。

座右の銘は、「永遠不放棄」。(中国語で「絶対に諦めない」)

「おれはクズだった。だから起業するしかなかった」

ジャック・マー
アリババが成功した理由 || ジャック・マー

ジャック・マーの生い立ち

見かけから虐げられた幼少期

ジャック・マーは1964年中国浙江省杭州市で、楽器の弾き語りをしていた
母親と、カメラマンをしていた父親の間に生まれました。

両親はは美男美女であり、兄妹も美形でしたが、ジャックだけ少し違った顔立ちであり、同年代の子供には「異星人」と呼ばれていたそうです。

両親もジャックを友人や親戚に紹介するときには、「ゴミ箱から拾ってきたんだよ。」と言う事があり、ジャックの幼少期は決して明るいものではありませんでした。

また身体の小ささからもジャックは小学校の同級生にからかわれ、イジメられていました。


しかし、ジャックは非常に勇敢な子供でした。

子供の頃から「自分の人生は自分で作り出したい、他人に怯えて生きるような人間になりたくない」と思っており、どれだけ蔑まれても逃げることはせず、正義感から友達のためによくケンカをしました。

時にはケンカで怪我をし、13針を縫ったこともあったそうです。

劣等生だったが、英語だけは習得する。


家で勉強するより外で遊ぶのが好きで、学校の成績は悪く、ジャックは言わば劣等生でした。

しかし唯一英語だけは得意でした。

ある日、学校の社会教師が授業の合間に言ったそうです。

「先日外国人観光客に道を尋ねられ、英語で杭州の名所を答えてあげたら、とても感謝されたよ」

そんななんてことの無い話を聞いたジャックはすぐに行動を起こします。

ジャックは少ないお小遣いの中からラジオを買い、毎日英語の放送を聞きました。

そして夜な夜なラジオで英語を勉強しながら、社会教師が言っていたのと同じ様に自ら杭州の観光地へ出向き、外国人観光客を見つけては話しかけました。

そんな生活が9年ほど続き、ジャックが中学生の時には、自転車に外国人観光客を乗せては杭州の隅々を英語でガイドしながら案内するまでに至りました。

この時に互いに文通をしあう外国人の友達と出会い、彼女からJackと呼ばれたことが現在彼がJack Maと名乗る由来となっています。


また、ジャックの家は裕福では無かったため、父親はいつもストレスを溜めており、時には家族に向かって爆発させたそうですが、
この時にジャックが父親にわからない英語で言い返すようにしていたことも、英語の上達に繋がったそうです。

失敗続きの受験

ジャックは英語は得意でしたが、他の科目、中でも数学が全くダメだったため、高校受験に2度失敗した末、4流校に入学しました。

その後大学受験(全国普通高等学校招生入学考試)にも2度挑戦しますが不合格。

数学の点数は一回目が1点。二度目は31点だったそうです。

そして米ハーバード大学への留学も10回申請しますが、全てダメでした。


そして18歳のジャックは大学進学を諦め、3輪自転車の運転手となります。

しかしある日、ジャックは駅で『人生』という本を拾います。

この本は挫折を乗り越えた人こそが人の上に立てるという内容で、ジャックはこの本を読んで再度奮起し、またも大学受験に挑戦する決心をします。

結果、合格点に5点満たないながらもなんとか補欠合格を勝ち取り、ジャックは3浪の末杭州師範大学(教師育成学校)の英語科に入学したのでした。

しかし大学を卒業した後、就職活動も上手くはいかず、30社ほどに断られ、最終的にジャックは月給1200円の大学講師の仕事に就きます。

翻訳会社の立ち上げ


1988年からジャックは杭州電子科技大学で講師として英語を教え始めますが、その傍ら1991年には仲間と共に、『海博翻訳会社』を立ち上げます。
(このネーミングは英語の「HOPE」から取ったそうです。)


この当時中国に英語の出来る人材は少なく、

翻訳会社は人口900万人の杭州にも存在していませんでした。

ジャックは迷わず、必ず社会に必要なサービスを提供しているという信念のもと起業したのです。

しかし、起業当初は赤字の連続で、最初のひと月はテナント料が2000元に対し、収入が700元でした。(1元は約15円)

仲間たちは焦り始めますが、ジャックは「諦めず続ければ道は開ける」と動じず、翻訳の仕事ではなく、雑貨や医療機器を仕入れては販売し、それを会社の運営資金に充ててどうにか凌ぎました。

結果的に海博翻訳社は軌道に乗り、今では杭州最大の翻訳会社となっています。

シアトルでの人生を変える出来事


翻訳会社をどうにか経営していたジャックに転機が訪れます。

1994年、通訳の仕事のためにシアトルに行ったジャックは、友人宅で初めてソーシャルネットワークという言葉を耳にします。

この友人はジャックにインターネットとSNSの便利さを教えました。

ジャックはパソコンを触るのも恐る恐るでしたが、すぐにその友人に頼み、自分の翻訳会社のホームページを作ってもらいました。

すると、ジャックが散歩に出かけて戻ってきたときには、5通の仕事の依頼のメールが届いていたのです。

また、当時の検索サイトで「中国のビール」と打ち込むと、検索結果は0件でした。

まだ中国のインターネットは白紙のままだったのです。


ジャックはこれらをみて、インターネットに未来を感じます。

「ソーシャルネットワークは世界を変える」

ジャックは中国国内の企業情報を集めたサイトを作り、それを世界に発信することを構想しました。

中国に帰ったジャックは、翻訳会社の友人たちにこの事について話しましたが、当時の中国はまだ北京が光通信で初めてアメリカと繋がったばかりの頃で、友人は誰一人賛同してくれませんでした。

それでも、一晩考えた末ジャックはインターネットでビジネスをすることを決心しました。

なぜあの時、決心できたのかー それはSNSを成功させることに自信があったわけではなく、成功するにしても、失敗するにしても経験することがある種の成功だと考えたからだ。やらなければ何も変わらない。

ジャック・マー

インターネットビジネスの起業

ジャックはこのビジネスのために3か月かけて銀行から35万円借りようとしましたが失敗。
さらに30人もの投資家に頼みに行きますが誰も投資してはくれませんでした。

それでもジャックは諦めず、これが上手くいくことを信じ続けた結果、なんとか500万円の融資を受けることに成功し、中国初のビジネス情報発信サイト「中国イエローページ」を開設します。

しかし最初の3年は利益が出ず、収益は100円にも満たない物でした。

「30歳まで、ずっと落ちこぼれだった」

ジャック・マー 18年の世界経済フォーラム(通称「ダボス会議」)にて

それでも少しづつ会社の基盤を作っていき、ジャックは知名度を上げ、1998年には政府組織である中国国際電子商務中心の招待を受け、同部公式サイトおよびインターネット商品取引市場を開発するまでに至ります。

アリババの誕生

Alibaba


そして1999年3月、中国国際電子商務中心を辞職、ジャックはついに香港にアリババネットを創業します。

その年末にはソフトバンクの孫正義会長と対談。

孫正義



出資の依頼や事業計画ではなく、未来がどうあるべきかを語るジャックに対し、孫はたった5分で出資を決意。35億円の出資を申し出ました。

このやり取りは「伝説の6分間」として今も語り継がれています。

「2000万ドルで十分です。自分は賭けをしているが、でもそれは自分の手のうちにあるものでです。今まで一番多くて、200万ドルでした。2000万ドルで十分です。それ以上多くても、その価値を発揮できず、会社にとって不利になってしまうでしょう。」

ジャック・マー

後のTokyoForum2019にて

「他の(会社の)人は投資をして欲しいと言う。けれど、ジャックだけはお金を頼まなかった。事業計画すら言わなかった。未来はどうあるべきかという話が中心だった。彼らの夢の実現がなぜ必要か、哲学の話ばかりだった。ジャックだけが目がキラキラしていた」

孫正義 Tokyo Forum 2019にて

「私は何を信じて、これから何が起きるか話した。孫さんは(資金が)いくら必要か話してきた。私は要らないと答えた。でも、もっと使えと言ってくる。当時、計画(Plan)はあったけれど、いわゆる事業計画(Business Plan)はなかった」

ジャック・マー Tokyo Forum 2019にて
ジャック・マーと孫正義

アリババの成功



投資の効果もあり、アリババは企業間の電子商取引のマッチングサイト(Alibaba.com)が多くの会員を集め、急成長。

これによって中国の中小企業が手軽に世界に市場と繋がり、貿易をすることが可能となりました。


その後アリババは、個人向け電子商取引サイト「淘宝網 (Taobao.com)」、検索サイト「Yahoo!中国雅虎」、電子マネーサービス「支付宝 (Alipay)」、ソフトウェア開発会社「阿里軟件 (Alisoft)」等を買収、設立します。

アリババは世界的なIT企業へと成長し、ジャックは2007年にはソフトバンクグループの取締役に就任、2019年のフォーブスでは中国1位の富豪として発表されました。

ジャック・マーの名言

男の才能は容姿と反比例する。

Jack Ma


この世界には満足できないこと、変えられないことがある。しかし、自らを変えることこそが、未来を変えることになる

Jack Ma


自分を疑ってもいい。信念を疑うな

Jack Ma



チャンスや解決法がないと言われているところに、ビジネスチャンスはある。

Jack Ma



瞬間的な情熱は無意味である。持続できる情熱だけがビジネスになる。

Jack Ma


お金を使うことは稼ぐより難しい。

Jack Ma


諦めることこそ、最大の失敗だ。

Jack Ma

ジャックマーの生き方や哲学についてより深く知りたい方はこの本がおすすめです。

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