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未来の学歴の価値の変化。中国の芝麻信用に学ぶ

ジーマ信用学歴

近年、超絶的な成長率で発展し、今や世界を引っ張る立場となってしまった中国。


ITの立場では、もはや日本の二歩先、三歩先を行っていると言っても過言ではありません。

ロボットや人工知能など、中国のニュースを見ると、「うわあ今はこんなのがあるんだ」と驚くことも多くあります。


という事は、これからの日本がどうなるかという事はの中国を見ればなんとなくわかってしまうかもしれないという事です。

現在中国で導入されているテクノロジーは2年後3年後に日本に導入される、そんな時代が来ています。

中国の深センを守る警備ロボット




今回は既に中国で導入されている面白いITシステムをご紹介します。

これを見ると、学歴の価値が将来上がるのか、それとも学歴なんてどうでもいいものになってしまうのか、という事がある程度わかってしまい、

子供にお金と時間をかけて教育を受けさせるかどうかを考えるための一つの基準になると思います。

お金をかけて子供を教育しても、10年後学歴が何の価値も持たなくなっていたら意味がありません。

芝麻(ジーマ)信用とは?

「ジーマ信用」という言葉をご存知でしょうか。

これは、中国で2015年からサービスを開始したシステムで、言わば、「人の信用を数値化してしまおう」というものです。


信用と言えば、社会的信用、信用取引など、色々な言葉があります。クレジットカードの「クレジット」も信用という意味ですね。

credit card



「信用」というのは私たち誰もが持っているものなのですが、実はすごくあやふやなものです。

例えば部屋を借りる時にも信用が必要で、大家さんからその人に貸していいかどうか審査されるわけですが、

ある大家さんはその人が良い大学を出ているから信用できると思うかもしれませんし、別の大家さんは学歴なんて信用できない、今働いている会社や給料が全てだと思うかもしれません。



このように信用というのは見る人の考え方によってそれぞれ別のモノになってしまうわけで、曖昧なものなのです。

しかも面倒くさくて不便なものなのです。

今回の大家さんの話では、大家さんがきちんとその人の経歴や仕事などを見て、いちいち判断しなければならない訳で、手間がかかるのです。

しかも、それは正確とは限らない。学歴があってもその人は家賃を滞納するかもしれませんし、いい会社に勤めていても急に夜逃げするかもしれません。


そこで、IT技術で世界より一歩抜きんでている中国は、
「誰にでも通用して、正確である『信用』というのを国レベルで作ってしまおう」と考えたわけです。

それが、ジーマ信用です。

ジーマ信用 セサミクレジット




皆がジーマ信用の数字を持っていて、それを見れば一発でその人が信用できるかわかってしまうという事です。

ジーマ信用は、年齢、学歴、家族構成や住所などの特定情報支払い能力、これまでのローンなどの信用履歴SNSでの発言や利用状況、日用品から家具、車、旅行のような購買行動
という5つのデータを大きな軸として計算されます。

ジーマ信用はセサミクレジットとも呼ばれるのですが、セサミというのはゴマの事です。

ゴマのような小さいデータでも、それを大量に集めてAIを使って計算することでその人の信用をかなり正確に表すデータになってしまうという事です。

SNSでの発言がスコアに影響するというのが凄いですね。。。

ジーマ信用の数字は就職や賃貸、融資、婚活などあらゆる場面で大切になってきます。

日本でジーマ信用は登場するか?

先程も述べた通り、中国は日本の数歩先を行っているのでこれから日本でもジーマ信用のようなものが登場する可能性はあり、実際に少しづつ登場しつつあります。


しかし、中国でジーマ信用が成立したのは、中国では超巨大企業であるアリババグループがオンライン決済やオンラインマーケット(amazonのようなもの)を完全に握っており、

購買履歴や支払い能力のようなデータのほとんどをアリババという一つの企業が握っていたという事が大きい要因となっています。

毎日の食べ物を買うにしても、どこかへ出かけるのに電車を買うにしても、全てをアリババにデータとして集められており、それらからその人がどんな性格なのか、生活様式はどうかという事をAIで計算され、ジーマ信用となってしまうという事です。

もしかすると、カップラーメンばかり買っている人はジーマ信用のスコアが低く計算されるかもしれませんし、野菜をよく買う人はジーマ信用のスコアが高くなるのかもしれません。

アリババグループ



日本ではそこまで一つの企業が大きな力を持っていないので、信用スコアを正確に算出することが出来ないという事になります。

なので、ジーマ信用のようなものがすぐに導入されることはあり得ないでしょう。

しかし、テクノロジーは本当に高速で進化するので未来がどうなっているかは誰にも分かりません。

それにしても、中国でジーマ信用の数字を上げようと思えばアリババで買い物をしなければならず、そうするとどんどんアリババが大きくなっていくという構造になっているのが恐ろしいですね。。。

そもそも中国でジーマ信用が導入されたのは、中国には「お金を返さないのが当たり前」という人が一定数いて、相手が信用できるかどうかきっちり数字化しなければいけなかったからだそうです。

日本ではそういう人はあまりいませんから、ジーマ信用はそこまで必要ないのかもしれません。

もしジーマ信用が導入されたら学歴の価値はどう変化するか

もし、日本でジーマ信用が導入されたとすれば、今より学歴が大きな力を持つようになることが簡単に予想されます。


今、学歴がどれほどの価値を持つのかという事は数値化されておらず、日本人はなんとなくで信用のアテとしています。

「東大卒は多分京大生より信用できるだろう」という感じです。


日本人というのは、差別的な事をハッキリとは言わない人種です。

心の中では障害者を自分達より弱い立場だとわかっていても、それをハッキリとは言おうとせずみんな同じであるかのように扱いますし、
もちろん学歴でかなり年収が変わってくることもハッキリとは言いません。


という事は、学歴がもし数値化されてはっきり目に見えるものになると、今より信用の効果が上がるだろうという事です。

「東大生が京大生より信用できることは、ジーマ信用のスコアが示している」という状態になるという事です。

学歴の高い人とそうでない人ではジーマ信用のスコアが大きく変わってしまうでしょう。

未来の学歴

これまでの日本社会では、会社では顔と顔を合わせたコミュニケーションがきちんとあったので、人柄の仕事への姿勢といった学歴以外の要素が評価されてきました。

しかし、これからはテレワークのようなオンラインによる、人と顔を合わせない仕事が多くなってくると思われます。

そうなると、人柄のようなものは判断しづらく、学歴や職歴などその人と実際に会わずとも判断できる要素が、大きな力を持つようになると予想できます。

学歴の価値というのは、これから上がる可能性がかなり高いという事です。

これからの社会を生きる子供には、出来る限り学歴を身に着けさせてやるのが賢明なのではないでしょうか。


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