TVCMでも話題のスタディサプリを無料で利用してみませんか?

親にしっかり教育され、高学歴となった子供は果たして幸せなのか?(マズローの欲求階層説より)

教育論

子供にしっかりとした教育を授けたいと考えている親御さんの多くが持つ悩みとして、「本当にこれで子供は幸せなのか?」「もっとのびのびと育ててあげた方が良いのではないか?」という不安があると思います。

塾に入れて友達と遊ぶ時間も減らして、、、そうまでして勉強させるのは正しいのか、、、、

いわゆる「勉強ママ」になってしまっていないか。。。子供の意思を無視してしまっているのではないか。。。。。


きちんと子供を教育しようと思うと、あらゆる思いが頭を駆け巡ります。

幸せというのは人それぞれなのでそう簡単に判断出来るものではありません。

だからこそ子供の幸せというのは難しいのですが、今回は「マズローの欲求階層説」という、人間誰もが持っている欲求についての世界的に認められている説を元に、

「学歴が本当に子供を幸せにするのか」という事をズバリ解説していきたいと思います。

マズローの欲求階層説とは?

まず、マズローとは20世紀アメリカの心理学者で、「人間性心理学」の生みの親とされている人です。

彼の打ち出した「欲求階層説」または「欲求五段階説」は非常に有名で、日本の倫理の教科書には必ず載っています。

マズローの欲求階層説とは、人間の欲求を5階建てのピラミッド型にして表したもので、下の画像のようなものです。

マズローの欲求階層説

マズローはこのピラミッドを使って、「人間は下の欲求から満たしたいと思い、下の欲求が満たされると、上の欲求を満たしたくなる」と述べました。

例えば、下から三番目の欲求である社会的欲求の一つである「友情への欲求」が満たされていても、その下の「安全欲求」が満たされていなければ意味がありません。

友情だけあっても、お金が無い状態では人間は満たされませんよね。

逆に、お金が出来てきて、「安全欲求」が満たされるようになると、次は人間は「友情」が欲しくなってくる、という事です。

このように、人間は、生理的欲求、安全欲求、社会的欲求、承認欲求、自己実現欲求というように、ピラミッドの下から順に欲求を満たしたくなるというのが、「マズローの欲求階層説」です。

まず食べ物が欲しくなって、次はお金を持って安全に暮らしたくなる。

その次は友達が欲しくなって、その次は社会的地位が欲しくなる。

そして最後は自分の創造性、才能を発揮して社会に貢献したいと思うようになる。


これらの欲求が満たされていればいるほど、人間は幸せだと感じるという事です。

学歴とマズローの欲求階層説

さて、現在の日本では多くの人はどこまでの欲求を満たすことが出来ているんでしょうか。

生理的欲求と安全欲求は日本人の多くは満たすことが出来ていると思います。

しかし社会的欲求となるとどうでしょうか。家族愛や友情などをきちんと手に入れることが出来ている人は、実はこの日本社会ではそう多くないのではないかと思います。

しかも、その上の承認欲求まで行くと、ほとんどの人は満たすことが出来ていないのではないでしょうか。

多くの人に認められ、地位を得るためには、日本では能力だけでなくバックグラウンドのようなものが必要です。


このバックグラウンドこそが学歴なのです。

アメリカのような能力重視の社会であれば、子供の頃どう育とうと実力さえあれば地位を得て承認欲求を満たすことが出来ます。

しかし日本では、仮に実力があったとしても、学歴が無ければ大企業の要職に就くのは非常に難しいという現実があります。

東大派閥、慶応派閥、京大派閥、、、こういった派閥に入り込み、出世するためにはどうしても学歴が必要です。


つまり、子供の頃どう育てられるかによって、「ピラミッド」でどこまでの欲求を満たせるか、どれほど幸せになれるかという事は決まってしまうのです。


学歴コンプレックスという言葉もあります。

これは他人の学歴と自分の学歴を比べてしまい、常に引け目を感じてしまう状態で、今回の話で言うと「承認欲求」が満たされていない状態の事です。

これは、大学卒の人で社会的欲求を手に入れている人に多いコンプレックスです。

人間にとって更に上の欲求が満たされないのは非常に辛い事なのです。

欲求と学歴

欲求というのは人間が生きていく上で必要不可欠なものです。

もっと良い家に住みたいと思うから仕事を頑張れる、より多くの人に認められたいと思うから出世するために努力できる。

欲求が無ければ人間は動くことが出来ません。

しかし、人間が欲求を持っているが故に、それが満たされないとストレスになったり、コンプレックスになったりしてしまうのが難しい所です。


子供には、出来る限り欲求を自分で満たすことが出来るようなを身に着けさせるべきでは無いでしょうか。

日本ではそれが明らかに学歴となります。

「学歴社会はやめるべきだ」「子供に勉強ばかりさせるのは良くない」等、学歴については賛否あらゆる意見があります。

しかし今回のマズローの欲求階層説的には、学歴は子供を幸せにすると考えてもいいのではないかと私は思います。


コメント

タイトルとURLをコピーしました