京都大学工学部の学科の選び方

大学受験

京都大学の工学部には、6つの学科があります。

受験生はどの学科を受けるかという事を願書を書くときに決めなければなりません。

学科は重要です。大学に入ってから勉強する内容が全く違うからです。

同じ工学部でも建築学科は建築の事しかしませんし、工業化学は高分子ばっかりやらされます。

高分子が苦手なのに最低点が低いからと言って工業化学に行けば、大変な目に合うでしょう。

選び方ですが、まずは興味のあるもの、将来したいことをよくよく考えて選びましょう。

特にない人は、下に各学科の特徴や体験談(単位がキツイ、空気感など)を書いておきますので、それを参考にして選んでください。

第一志望と第二志望、募集人数について

願書には第一志望の学科と第二志望の学科を書くのですが、これはどちらを第一に書いても全く影響ありません。

第一志望の書いたからと言って受かりやすくはならないという事です。

第一志望の点数にそのまま届いていれば第一志望に合格となりますし、第一志望の点数に届かなくとも第二志望の点数に届けば第二志望の学科に合格となります。

募集人数はあまり関係ありません。

人数が少なければ難しいということはありません。

平成31年度一般入試学生募集要項 より

合格最低点について

学科を決めるにあたって当然気になるのが合格最低点です。

合格最低点が低い学科ほど合格しやすいという事になります。

ちなみに私は当時、将来の事や、やりたいことなど何も考えていなかったため一番合格最低点が低い所を狙いました。

皆さんは、勉強の合間にでも真剣に考えてみて下さい。

ただし、就職まで縛られるということは無いので安心してください。

建築学科に進学しても、建築士にならず、例えば商社に入りたいと思えば全然可能です。

京都大学工学部合格最低点
2017年
2018年京大工学部合格最低点
2018年
2019年京大工学部合格最低点
2019年

近年はAIなどの登場もあって、情報学科が圧倒的に人気なようです。

数年前までは物理工学科が一番人気でしたが、時代によって変わりますね。

今年も情報が一番難しいのは変わらないと思います。

もし一番合格率が高い学科を狙うなら、

第一志望 地球工学科 第二志望 工業化学科 が良いでしょう。

京大工学部の各学科の個人的紹介

地球工学科

地球工学科公式サイト

名前を見て一番何をやるところなのかわかりにくいのがこの学科です。

一言で言えば、地球の表面について勉強する学科。

例えば、空気、プレート、地表面、海などなど。温暖化などの環境問題を扱うのもこの学科です。

3回生になるときに土木、環境、資源という3つのコースに分けられます。

コース分けは基本的に成績順に好きな所を選ぶ方式ですが、大抵希望通りに入れます。

京大の土木は世界レベルでも上位なので、多くの生徒は土木コースを選び、公務員やゼネコンの社員になっていきます。

学科全体を通してかなり空気感が淀んでいます。

というのも、地球工学科は合格最低点が低いことが多いため、第二志望の滑り止めとして地球工学科を選択し、受かった生徒が多いからです。

正直教授にもあまりやる気が感じられず、狭い教室に多くの生徒を入れることも多く、学習環境が良いとは言えません。

大抵の生徒は授業を聞いておらず、寝ている事が多いです。

実験もそこまでキツくなく、邪魔にならない程度です。

授業に出席さえしていれば単位はもらえるため、あまり大学で勉強する気が無い受験生にはオススメである。

ただし、逆に言えば出席しなければ単位はもらえない。

不真面目な人は、ほぼ100%堕落します。サボり人間と化すでしょう。

自分が不真面目だと思っている人はあまり選ばないほうがいいかもしれません。

工業化学科

工業化学科公式サイト

化学系の学科です。ここも地球工学科と同じように、合格最低点が低くあまり生徒に活気が無いように見えます。

高分子や、化学反応、実験が好きならおすすめです。

  • 創成化学コース
  • 工業基礎化学コース
  • 化学プロセス工学コース

の三つのコースに分かれます。

化学系だけに3回生からは実験が多くあり、レポートに追われて自由時間があまり無いことを覚悟しなければなりません。

現状、一番入りやすい学科です。

東レや旭化成など、化学系の大企業が主な就職先です。

建築学科

建築学科公式サイト

その名の通り、建築について学ぶ学科です。

ここは建築に興味がある生徒以外は入ってはいけないと個人的には思っています。

課題や授業はかなりきついが、建築が好きなら全然問題ありません。

適当に入って物凄く辛そうな顔をしている生徒と、活き活きしている生徒の二種類が存在しています。

とにかく専門性が高く、制作室みたいな部屋で延々模型を作る日々を送ることになるでしょう。

同じ部屋に籠るせいか、学科の学生同士とても仲が良いように見えます。

物理工学科

物理工学科公式サイト

工学部のエリートが集うのが物理工学科。

それ故に常に楽しそうな生徒が多く、学科内の生徒同士のつながりも強いです。

授業やテストは厳しいですが、優秀な友人同士で協力し合うのでそんなに辛くはないと思います。

物理工学科の中でも、機械システム学コース、 材料科学コース、宇宙基礎工学コース、原子核工学コース、エネルギー応用工学コースに分かれていて、

将来エンジンを作りたいとか、エネルギーに関する仕事をしたいとか、宇宙の研究をしたいとか、原子について調べたいとかいう人は物理工がオススメです。

特にやりたいことが無いが成績に余裕がある人などは、物理工学科が非常にオススメです。

電気電子工学科

電気電子工学科公式サイト

機械系の学科である。電子回路とか、ドローンやロボットを作って見たいと思っている人は電気電子工学科がオススメです。

就職先はかなり技術職に絞られます。

工学部の中では、どこよりも勉強が大変です。
割と受験生は適当にこの学科を選びがちですが、建築学科と同じように好きな人しか行くべきではないと思います。

情報学科

情報学科公式サイト

近年の一番人気の学科です。

主に勉強するのはプログラミングだが、プログラミングは勉強とはまた別の才能がいるため、勉強ができるからと言って単純に一番人気の情報学科を選ぶのはオススメとは言えません。

プログラミングを少しぐらいかじりたいと思っている人は、別の学科でも全然学ぶことが出来るので問題ありません。

成績の良い受験生で、そこまでプログラミングに興味はないという人は、物理工学科の方をお勧めします。

正直な話、情報学科の学生を僕は目撃したことが無いので、多分地下にずっといるんだと思っています。


まとめ

とにかくまずは、自分が何をしたいのか将来をイメージしてみて下さい。

イメージが湧かない、何をしたいかわからないという人はもしかしたら総合人間学部か経済学部の理系枠などが向いているかもしれませんので、検討してみて下さい。

入試ですが、とにかく浪人してもいいやと言う気持ちで落ち着いて望んでください。

浪人も案外楽しいものです。人生でその時しか経験できませんよ。


でもあなたならきっと受かるとは思います。ぜひ頑張ってください。

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