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ゆとり教育の失敗によって変化してしまった学校の役割

学校教育

「今どき学校に子供の教育のすべてを任せていいのか?「学校はきちんとした教育を提供できているのか?」という事は、最近では多くの親御さんが考えていることだと思います。

昔の学校のイメージ

今より10年から20年ほど前、2000年当たりまでは、まだ子供を塾に通わせたり、家庭で教育を行う親御さんは多くはありませんでした。

ほとんどの親御さんは「教育は学校でしてもらうもの」、「学校に任せておけば問題ない」というイメージを持っていたからです。

それ故に、現場である小学校の教師陣も意識が高く「きちんとした教育を授けなければならない」と言う思いの元、仕事を行っていました。

「体罰」のような行き過ぎた教育があったのも、学校できちんと子供に勉強させたいという意識があったからです。

小学校や中学校は教育機関として機能していました。

その結果、塾に行かさずとも、親に学歴が全く無くとも、子供をちゃんとした思考力を持つ大人に育てることが可能でした。

変化してしまった学校の在り方

しかし、今は違います。

小学校や中学校はもはや教育機関としては安心できるものではなくなってしまいました。

教師のレベルは年々下がり、最近では教師同士のいじめ問題という驚愕の事件まで発生しています。

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教師の問題は、どんどん増えてくると思われます。

原因は後述しますが、ともかく今は教育現場の士気は下がり続けており、学校の教育レベルは落ち続けているのが現状です。

もはや教師は子供を教育することが一番の仕事だと考えていません。

教師の仕事は、今や「子供を教育する」ことから、「親からのクレームを減らす」ことや「問題が起きないようにする」ことに変わりました。

学校は今や教育機関として機能していないのです。

多くの親御さんが子供を塾に通わせたり、家で勉強させたりするようになりました。

学校の授業だけでは不十分だと無意識に自覚しているからです。

学校が教育機関として機能しなくなった原因は「ゆとり教育」

一つ、「ゆとり教育」があります。

「ゆとり教育」とは、簡単に言えば2002年から2012年ごろまで行われた、小中学校の学習内容を減らそうという文部科学省の教育方針です。

その目的は、子供に知識を詰め込ませる教育法、すなわち詰め込み教育をやめて、人間力や思考力を重視しようというものです。

ゆとり教育による教師陣への影響

「ゆとり教育」によって一番大きな影響を受けたのは、教師陣です。

それまで教育に対して緊張感を持って仕事を行ってきた教師たちも、「ゆとり教育」などと国から言われてはもうどうしていいかわかりません。

「あんまり子供に勉強させるな」と言われているのと同じですから、教師陣は混乱しますし、当然モチベーションを失います。

そして、「ゆとり教育」により学校への信頼を失った親たちは学校にクレームを入れるようになります。

つまり、「ちゃんと勉強もさせていないのに問題が起きるとは何事だ」と言うわけです。

この流れは年々強くなり、「モンスターペアレント」という言葉まで現れ始めました。

教師陣は親からクレームが入ったら謝るしかありません。

そうして体罰はなくなり、そもそも子供を叱ることも最小限になり、教師の仕事は「子供にきちんと勉強を教える事」から「親からのクレームが出ないように毎日をやり過ごす事」に変わりました。

ゆとり教育は既に終わっていますが、一度変わってしまった意識を元に戻すことはできません。

今なお現場の教師陣は、「子供にしっかりと勉強を教えよう」とは思っていません。

また、普通の小中学校の教師というものは優秀な人がなっているわけではありません。

特に勉強ができる人が勉強を教えているわけではないのです。

その原因は、教師の収入にあります。

教師の収入は長い間ずっと変わっていません。むしろ少し下がっています。

小学校教師の年収推移
https://www.nenshuu.net/shoku/koumuin/shougakkou.php

これでは優秀な人は教師になろうと思いません。

実際、京大東大を卒業して小中学校の教師になっているという人はほとんどいません。

優秀な人でも教師になりたいという人はいるのですが、そういう人は難関中学や大手予備校などに何倍もの年収で引き抜かれていくのが現状です。

ゆとり教育は失敗か、成功か。

ゆとり教育がもたらしたのは、意識の変化です。

教師は学校で勉強を教える気が無くなり、親は学校を信頼することを止めました。

学校は、教育機関として機能しなくなったのです。


ゆとり教育はよく「失敗だ」という意見と、「成功だ」という意見の両方が見られます。

これは、「学力」というものを測るのは非常に難しいという理由があるのですが、もう一つ大きな理由があります。


それは、上位陣は全くゆとり教育の影響を受けていないという事です。

つまり、学力がトップレベルである子供の親は、元々小学校や中学校の授業を当てにせず、塾や家庭で独自に教育を行うので、学校のレベルが下がろうが全く関係ないのです。

東大や京大、医学部生のような日本トップレベルの学力を持つ子供達の学力は全く落ちていないので、ゆとり教育は失敗で無いように見える訳です。

しかし実際には、確実に全体のレベルは落ちています。

勉強時間を減らして、学力が伸びる訳は無いのです。ゆとり教育が成功だったのなら、廃止する理由は無かったはずなのです。

ゆとり教育は、失敗でした。

子供は家庭で教育するしかない

もう子供は家庭で勉強させるしかありません。

このことには多くの親が少しづつ気付き始めており、数年後にはそれが当たり前となっていると思われます。

この流れに乗り遅れてはいけません。

学校に子供を預けていても、教師はもう子供に勉強を教えてくれる事はありません。

授業も宿題も、形だけのモノとなっています。

あた、学歴社会は必ず加速していきます。

それは先ほども書きました通り、学校では子供を教育しないので、「家庭で教育を受けた子供」と「何もしていない子供」の差はドンドンと広がっていくからです。

「学歴のない人」=「学校でいい加減な教育を受けただけの人」となり、「使えない」だというイメージが必ず広がります。

この時代は、絶対にやってきます。

絶対に子供は家庭で教育しなければなりません。

最後に

詰め込み教育をやめる事が「ゆとり教育」の目的ということでしたが、子供には詰め込み教育をしても思考力や創造性を失うことはありません。

むしろ、詰込み教における宿題や課題をどうに早く終わらせようとしてアイデアを産み出し、思考力はそこから生まれるのです。

「毎日ドリルを1ページやらせる」、たったこれだけの事でもだいぶ違ってきます。

子供に、「勉強しないといけないんだ」と思わせることが重要なのです。

勉強とは子供がやりたいかどうかではなく大人の意識で決まります。

大人が「勉強は必要だ」と思えば子供はそれを汲み取って勉強します。

まずは大人がきちんと子供の勉強に目を向ける必要があるのです。

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