「宿題が終わったらゲームして良いよ」の危険性(アンダーマイニング効果)

基本ノウハウ

行動経済学の視点から見ると、「勉強終わったらゲームして良いよ」は、危険な事なのではないかという考えが生まれます。

オノ
オノ

「勉強が終わったらゲームして良いから」とか、

「テストでいい点を取れたら何か買ってあげるから」っていうのは、親が子供に勉強をさせる時によく使う手段だよね。

昔小学生の頃とか、僕もよくこの手で母親に勉強させられてたんだけど、


最近、「アンダーマイニング効果」っていうのを知ってから、ちょっとこれは危険な事なんじゃないかと思うようになったよ。

オオサケ
オオサケ

アンダーマイニング効果って何?

アンダーマイニング効果とは?

オノ
オノ

アンダーマイニング効果っていうのは、行動経済学の用語で、ザックリいうと、

「自分が好きでしていた行動に、外から報酬を与えられると、やる気が無くなってしまう現象」の事だよ。

オオサケ
オオサケ

なんだかわかりにくいなぁ。

アンダーマイニング効果の例

オノ
オノ

こんな話があるよ。

ある町におじいさんがいた。

そのおじいさんは、自分の家の塀に、子供たちが毎日毎日落書きをしていくので困っていた。


ある日おじいさんは、素晴らしい作戦を思いつく。

次の日、子供がまた落書きをしにやってきた。

おじいさんは、いつものように子供達を怒って追い返すのではなく、おこづかいをあげてこう言った。


「これからは、落書きをするたびにおこづかいを上げよう」


当然、子供達は喜び、毎日おじいさんの家に来ては落書きをし、おこづかいを貰った。


そしてまたしばらくたったある日、おじいさんは子供達にこういった。

「ごめんよ、今日からおこづかいは無しだ。」

次の日から、落書きをしに来る子供達は一人もいなくなった。

オオサケ
オオサケ

ああ、うん、、、なんとなくわかったような。。。。

子供達は、落書きをするのがたのしくなくなっちゃったんだ。

オノ
オノ

アンダーマイニング効果っていうのは、
「自分が好きでしていた行動に、外から報酬を与えられると、やる気が無くなってしまう現象」
だったよね。

この話の中では、初め、子供達は楽しくて落書きをしていたはずなのに、


おじいさんからおこづかいという報酬を与えられるようになって、それがなくなると、落書きをする気が無くなってしまっているよね。


落書きの目的が、「楽しさ」から、「おこづかい」に変わってしまった結果、やる気を失ってしまっているんだ。

オオサケ
オオサケ

ああ、なるほど、、、、わかったよ。



それで最初のゲームの話に繋がるわけか。

教育とアンダーマイニング効果

オノ
オノ

そうそう。

勉強が楽しくて始めた子供も、親がそれに喜んでご褒美を上げるようになると、勉強の楽しさを忘れてしまう可能性がある。



「勉強の楽しさ」よりも、「ご褒美」が目的になって、やる気を失ってしまう可能性があるんだ。



テストでいい点が取れたらご褒美を上げたい気持ちはやっぱりあるし、ゲームとかで釣らないと子供はなかなか勉強しないのもわかるんだけど、

やり過ぎると勉強自体のやる気を損なう危険性があるから難しい所だね。


やっぱり親は、子供に勉強自体をどうにか好きになってもらうように努力しなければいけないと思うな。

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